光ファイバー

ということで、中1の光のところで出てくる全反射。
その性質を利用したものとして光ファイバーがあるわけですが、これってなんなんだろうと。


とりあえず、全反射の復習。
屈折率の高い物質から屈折率の低い物質に光が進むとき(つまり、光が進みにくい物質から進みやすい物質に光が進むとき)に起きる屈折において、一定の角度より大きい入射角の場合は、光がすべて戻ってくる。これが全反射。
全反射を屈折の仲間にしないで反射の仲間にしたやつは出直し。


ってことで、ガラスでできているコードを作って、そこに入射角が大きくなるように光を入れれば、ずっとその中を光が進んでいくよねってことで、それが光ファイバー。まぁ、ガラスじゃないやつでも全反射は起こるので、光ファイバーは全部ガラスってわけではないんだけれども。


さて、その光ファイバー、種類もいろいろあれば、その用途もいろいろある。で、今一番注目されてるのがインターネット(情報通信)の分野における使用。今までの銅線などよりも、安全に高速かつ長距離の伝送ができるってことで、使用されている。


にしても、光の中にいろんな情報を詰め込むっていうのもすごいよなぁ。CDやDVDもそうだといえばそうだけれども、目に見えない情報がどんどん伝えることができるってのは、イメージしづらいけどすごいんだろうなってことだけはわかるなぁ。